AIに取って代わられてしまわないために派遣会社がやるべきこと、だと感じたこと

8か月ほど前に派遣社員が変わり、1人めは早くも半年で離職し現在2人めの方が就業していますが、身をもって感じたのは、「性格と周りとの相性が業務にもたらす影響は多大」ということ。

勿論、会社の業務が想像と違ったことや募集要項の理解度にズレがあったとか、そういった理由もあるとは思いますが、人によっては明らかに理解度やズレに対する対応などが全く違うのです。

そして不思議に感じたのは、少なくとも性格はクライアントでの業務に良くも悪くも影響を及ぼすのに、派遣会社で把握しているのは経歴や資格など、スキルに関することだけということが多く、見た目だけで「落ち着いた感じの良い人」と勧められることもあり、会社の立場になって考えているのかとっても疑問です。

正直言って、スキルや業務に係る知識は、素直で前向きな人ならばOJTでもまったく問題はなく、むしろ、その会社にあったやり方を教えた方が業務がスムースに進むから、派遣会社には、経歴や資格の情報とともに性格もとことん把握してもらいたいと感じました。

特に、管理職ではなくて、下層のレベルで働く人は、上からの指示を素直に受け入れて、効率よくシャキシャキと物事を進めて行くことが必要な故、素直で前向き、それから、感情を出さない人が必要なんだと思います。そうでないと「機械」にとって代わられてしまうんじゃないかな。人間だからこそできる仕事を任せるということは、機械と人間の違いである「性格」をいかに有効に生かすことができるかなんじゃないかな。

性格まで正確に把握している派遣会社などは少ないと思いますが、労働の質を高めるには必須の気がします。長い目で見れば、そういったことが派遣会社の資産価値を高めることにもなるんだと思います。

人材難で右肩上がりの業界ということで、目の前の利益だけを考えてもらいたくないですね。




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