中小企業で経理と人事を兼任する難しさ

2年前に以前の会社を退職してからというもの、なかなか気持ちが落ち着かず、転職先でも常に「この会社で仕事人生を終わるのだろうか。。。」と満足しない気持ちでいましたが、ここのところやっと、まぁどこにいっても同じだし、ここで学べることを全うしてみよう、という気持ちに落ち着いてきました。

そんな気持ちになれたのも、ある程度緩い社風で、特に時間やお休みに関してはかなり自由だから。私って、時間に縛られることがダメなんだってつくづく感じました。

私は常に「外資系の日本法人」で経理や人事、総務などの管理系を掛け持ちでやるポジションにいるのですが、本当はファイナンス部門専門にやっていけたらという気持ちでいました。そのほうが集中できるし、要は楽なんですよね、ファイナンスのことだけに携わっていればいいんだし。

ただし転職の際にマルチタスクが武器になるということはあるのですが。

人事はというと、これまでは、人事というよりも、労務などの外部の専門機関との取次役程度のことがメインで、本格的な人事はほとんどやらなくてよかったのです。ところが、ここにきて、人事評価、トレーニングなども本格的にやらないといけない立場になり、これって、数字で一回で集計できるものでないところが、なんというかとってもやりにくいのです。

経理であれば、お決まりの規定があり、数字の集計をすればそれで済むということを長年やってきたがゆえに人事の仕事が大嫌いになりました。しかも、4年前に設立した親会社ではしっかりと決まった規定もなく、トレーニングプランもあるのかないのかわからない状況。国内の法律と、親会社の規定の範囲内で自ら何もかもつくらないといけないという状況です。

なので、もうこうなったら人事のお仕事について学び、重要な立場になるぐらいになってみようと思ったのです。本当は、私なんかいなくたって、会社も世界も回るのですが、そこは考えずに、こうゆう小さな組織のなかの一人として、許容される範囲でパフォーマンスを上げていくということに挑戦してみようと思います。それも遣り甲斐があるかもしれないです。

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