目標に向かって集中できるために読んでみた

やる気になったのはいいけど、平日は忙しくて家に帰るとどうしてもボーっとしてしまい、なかなか本腰を入れて何かに集中できる状況ではなくて、時間が過ぎていくだけの毎日に焦って読んでみた

これ、なかなかいいです♪ 自分でも何度も思っていた、それから、このブログにも書いたことがあるのだけど、「目標を達成するための手段が、いつしか目標にすり替わってしまう」こと。

私が30代後半で仕事を辞めて、小学生の子供を育てながら大学に通い始めたのは、何があっても子供との暮らしを改善させるべく、仕事をバリバリやって、贅沢させたい~なんて思いが止まらなかったから。

だから、勉強も仕事も頑張れたし長続きしたし、何よりそうやって夢中になって「贅沢な暮らし」を夢見ながらやっていることが楽しくて、でも「夢」だとは感じてなくて、絶対にそうなりたい!って自然な気持ちでいることができた。

大卒の友達に「大学なんてでたってかわらないよ」なんて言われても何とも思わず、むしろ「一緒にしないでよw」なんて思ったりしていた。

この本を読んで自分のことを考えると、目標は「贅沢な暮らし」であって、CPAの勉強をすることはその手段にすぎず、でも、勉強をしているうちにいつしかそれが目標になっていた。

で、CPAでは2科目パスしたものの、仕事が大変だったり、疲れたり、いろんなことで落ち込んだりしているうちにかれこれ1年余り勉強がストップしたまま。

今思うのは、仕事が大変、疲れた、いろんなことで落ち込む、ってことで辞めてしまうってことは、大きな目標だった「子供との生活を改善する」ってことが、子供が成人することで無くなってしまったから。仕事が大変、疲れた、いろんなことで落ち込む、なんてことは、ただの言い訳にすぎず、ただ目標がなくなったからなんだってわかった。

この本にも書いてあるけど、結局は「なりたい自分」という目標がなくなるってことが最大の問題。

ここ数年、勉強をする、起業する、自分に何かできないか?なんてことを延々と考えてきたけど続かないのは、結局は、それらを経て得る大きな目標を見失っていたからと、この本を読んで気付きました。

素直な気持ちになって、自分がこうなりたい、誰かのためにこんな環境を作りたい、といったことを実現させるために何かをするなら何があっても諦めたりしないんだろうなって思う。

そもそも自然にそう感じて頑張れるときは、「なんで続かないんだろう」とか「集中できない」とか考えないよね。でも、いったん目標を見失ってしまった今、この本に出会えて、何が自分を奮い立たせていたのか分かった気がします。

いくら頑張ってもなぜか続かないと思う方、ぜひ読んでみてください

 




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