REGULATION のWeaker をつぶす その1

先週はアメリカから上司が来ていたこともあり、ハードな1週間でした 朝から夜の食事までべったり一緒に過ごしたわけですが、これがまた楽しくて、敢えて毎日食事に付き合いました 周りの人は「大変だね」と言うのですが、その「大変」さがよくわからないです 仕事には厳しく、終わるまで帰らない、でも逆にそのほうが仕事がやりやすく、その後のオフも充実していたのがこの1週間でした 

ということで、1週間勉強時間が30分ー1時間ということになってしまいましたが、またREGの弱いところをなくす勉強に戻りたいと思います。私のWeaker の中の1つ、Individual について今日は1問、問題を取り上げたいと思います。

こちら、2011年のAICPA Release 問題なのですが、なかなか良いところをついてるな~って感心してしまった問題です

In the current year, a taxpayer reports the following items:

Salary $50,000
Income from partnership A, in which the taxpayer materially participates 20,000
Passive activity loss from partnership B (40,000)

During the year, the taxpayer disposed of the interest in partnership B, which had a suspended loss carryover of $10,000 from prior years. What is the taxpayer’s adjusted gross income for the current year?

  • $20,000
  • $30,000
  • $60,000
  • $70,000
この問題は個人のAGIを問うているのですが、その中でもPassive Loss の取り扱いについて聞いている問題です。Passive Loss は原則、Passive gain としか相殺できず、相殺できなかった分は無期限にCarry forward することができる。そして、殆どの出題では、Passive loss と Active loss が出てきて、Ordinary income と相殺する部分のみを聞くような問題。

これに対して、この問題は、「Passive loss が実現した場合の取り扱い」についている点で、良問だと感じたのです。

問題では、B partnership を売却したとあるので、この場合、B partnership のInterestは Passive loss ではあるものの、繰り延べる必要はなく、この時点でOrdinary income と相殺ができるのです。ちょっと、連結の、親子会社間で取引した不動産の売却と同じような論点ですね~。

というわけで、答えは$50,000 + $20,000 – ($40,000 + $10,000)  となり、a. $20,000 が正解。

足りない気づきを与えてくれた良い問題を紹介してみました 

 




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