40代の転職事情 その6 「実際に会ってみて感じたこと」の巻

前回から時間が経ってしまいましたが、転職についてまた「雇う側から」の感想を書きたいと思います。

前回までは履歴書を読む段階でしたが今日は実際に面接にてお会いしてみて感じたことを書いてみようと思います。 

私も経験がありますが、履歴書の写真、面倒だったり、お金がかかったりと、なかなか理想の写真を貼り付けることは難しいものです。そして、どうしても「少し前のだけどいいかな、、」などと考えてしまいます。やはり、今回も、写真とはまったく印象が違いました~ ただ、これについては「別人」でない限りそんなに問題はないのですが、写真で良い印象を持っていた場合には少しだけ期待外れ、話の内容に期待がこもるということなのです なので、できれば写真は面接時とかけ離れたものでないことが理想だと思います。

履歴書を読んだ時点でこちらとしては、もう既に、その人のストーリーが勝手ながらできてしまっているのですね。。

今回は、2名の面接を行いました。その方たち以外にも30名ほど応募はあったのですが、書類選考で面接には至りませんでした。面接というと、こちらも時間を取られる以上、最低限に抑えようと思ったからです。

面接の1名は、「最初から何でも任せることができそう」な人。この方は最終的には選考されなかったのですが、その理由は、「わかりすぎててこちらの方針通り動いてくれるか???」といったところです。確かに、この人を雇えば私の仕事はかなり楽になるのですが、中小企業のために、機械的に処理するということが通用しないこと、ファイナンスに関して、私に権限がある限り、勝手に進めてもらうのは困る、ということです。

ここのところがなかなか難しいのですよね。。。自分のスキルを思い切りアピールして良いのかどうか。。。アピールはしても良いのかと思いますが、あとは、性格的なところですね。「自分は正しい!」という先入観を丸出しにしてしまうのは危険だと感じます。

そしてもう1名。この方が最終的に採用になった方。面接ではあまり自分を主張せず(英語を忘れてしまってあまり積極的に話ができなかったということもありますが。。)、ただただ、ご自身のやってきたことを話し、こちらの質問に対して答えるという普通の会話でした。

今になれば、本当に、数ヶ月一緒にいないとわからない、というのが本音ですが。誰を雇っても上手く、コントロールできるスキルを身につけるという課題をいただきました~。

ということで、今回の面接で気づいたこと。

 履歴書と現在の状況はできるだけ差をなくすこと
  応募したポジションに本当に自分が合っているかどうか、応募する前によく考えること(高度なスキルを持っていてもそのポジションに合った人材でないと的外れになってしまう)
 中小企業の場合はどんな業務でも柔軟に対応できるスキルと性格が必要
 英語での面接の時には緊張せず、わかる範囲ではっきりと答えること(実際、英語の能力は努力次第でやっていればついてくる から、それよりも「姿勢」が大事)

2については、当たり前ですが、転職に困っている時には、「とにかくなんでもできそうな仕事に応募する」ということになる方が多いかと思います。実際、私もそんな経験がありますのでよくわかります。でも、こちらとしても、その人材が合うのか合わないのかは少し話せばわかりますし、そんな面接は時間の無駄だと思います。 

転職活動中の方へご参考になればと思います 

 





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