Flexible Budgeting System まとめ の巻

こんにちは。 今日もシュラッター図です。ネタ切れではありません(笑)

どうもごちゃごちゃとまとまってなかったので、この図の書き方を今日は説明します 

 先ずはこの図、定規などは使わなくて大丈夫なので、ざっと書いてみてください。
そして①から⑦までの箇所を問題文から拾って埋めてみます。

IMG_1926

①は1単位当たりにかかるvariable cost per unit
②は1単位当たりにかかるfixed cost per unit
③は何通りか言い方があって、これまで2-3この言い方を見ていますが要は「1単位当たりに必要な労働時間と実際の生産量からstandard hours を計算」して書き込みます。問題文の言い回しの例です:
「Budget allowance based on standard hours」とか「Standard hours allowed for actual production」です。
④はActual hours を問題文から見つけます
⑤は基準操業度で「Budget allowance based on actual hours」とか「factory overhead cost applied to production」と表現されます。
⑥はBudgeted fixed overhead cost
⑦はActual total overhead cosst

となります。ただ、問題文に素直に上記の資料が与えられていればいいのですが、これらの数値自体を想定させる問題も多いかと思います。

例えば、⑤がわからないとき。この場合は⑥÷②で計算、また、Budgeted variable overhead cost がわからないとき(⑥の上の部分)は(①+②)×⑤- ⑥ で計算したり。とにかく、三角形の一辺の長さを計算するように、①と②を角度と考えて解いていくのです~。 

次は差異の説明。4way analysis で説明して、どの差異がどの差異からできているのか書いてみました。

IMG_1927

2way method ではcontrollable variance と volume variance が問われるかと思いますが、4wayの差異をまとめてそのように呼ぶようになっています。

■Controllable variance(管理可能差異)
Spending variance (予算差異) + Variable efficiency variance(変動費能率差異)

■Volume variance (操業度(総)差異)
Fixed efficiency variance(固定費能率差異) + Idle capacity variance(実際とBudgetから生じる操業度差異)

こんな関係があるので、2wayだけとか3wayだけをやるのであれば4wayだけのほうがお勧めと思います。

そして例えば、Volume variance を計算するなら、③から⑤に伸びた三角形の縦の長さを求めれば良いわけで(③ – ⑤)×②、それからFixed efficiency variance なら(③ – ④)×② となるわけです

ご参考にしてください!


Facebookグループに参加しませんか?

普段の勉強の悩みや成果を書き込んで楽しく勉強しましょう!随時募集していますのでご希望の方はまで友達リクエストを送ってください。その際、誰なのか認識できなくなってしまいますのでリクエストと一緒にメッセージにてblogを見てグループに参加希望の旨を送ってくださいね。その他質問などは右側プロフィール下のメールからお願いします

 




コメント