お金に選ばれる人になる方法 (青春文庫) [文庫]
年収から大きく3つのタイプに分けれれる。1.年収200万円から800万円の人、2.年収1000万円から3000万円前後の人、と、3.年収5000万円以上の人、と、上記の本に書いてありました。なるほどと思ったこと。
この本によると、1のタイプは、毎日満員電車に詰め込まれ、同じ時間に『会社』というお屋敷に通い、決まった時間まで働き、また満員電車で帰宅。圧倒的多数を占める1のタイプは、貯蓄がないか、あっても数百万から一千万程度。
タイプ2は、企業のトップに位置している人が多いため、年収はあっても、身につけるものを高価なものにすることなどに意外にお金がかかり、また、様々なプレッシャーを抱えた、コンプレックスとプライドの塊。
そして、タイプ3は、金銭的には自由にコントロールがきくが、唯一、税金対策が悩み。
なるほどと思ったのは、タイプ1。やはり自分もこの部類に入り、いろいろ思うところがありました。『お金持ちになりたい!』って思っていたけど、それは、数百万円の年収が増えることではなくて、タイプ2または3に入るぐらいの勢いで変わらない限り、現状は変わらないのだと。
確かに、年収200万円から800万円の人を思い浮かべれば、その年収に幅はあるけど、庶民的生活ですよね。モノの値段をいちいち気にする、生活のために節約だといって取り組んでいるものがある、満員電車に乗らざるを得ない、勤務時間が拘束されている、普通に安いものを好む。。などなど。。
これを読んで、高価なバックを持って、電車に乗ることはタブーだと思いました。だから、欲しかったバックもいらなくなりました。
で、早速、娘の彼氏が月収2万円の差で就職先を悩んでいたので、『生活水準なんか全く変わらないから好きなことしたほうが良い』と 確かに2万円では生活水準変わらないですね。もっと大きいもの見ないとね
で、最終的に何を言いたいのかというと、『額面で物事を決めないこと』でした。著者によると、お金の額面に左右されているよりも、額面とは無関係に、自分を磨く、能力を高める、技術を磨くなどに専念したほうが良いと。そのうちに、自分の価値が高まり、知らないうちに色々なところから声がかかるようになり、結果、それが財産になるから。といったお話です。確かに、確かに・・・って何度も頷いちゃいました
ということで、最近読んだ本の紹介です。
この本、題名がお金に選ばれる人になる方法 (青春文庫) [文庫] なんて、お金お金って感じですが、意外に経済のことがよくわかる・・・特に、金融についての仕組みがよくわかるように書いてあります。決して、無謀なやりかたでお金持ちになる方法を書いた、最近多い本とは違います。
よかったらお試しください
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