USCPA 受験手続きについて

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米国公認会計士試験の手続きは、時間もお金もかかります。しかも大学での単位が足りないと受けることができないので、米国以外の国の大学を出ている場合には、まずは大学の単位認定をアメリカの専門機関に依頼する必要があります。

今日は、学歴審査について書きます。

ほとんどの専門学校では、アメリカの大学と提携しているため、足りない単位を取得するためのコースがあるのが通常だと思います。また、受験申請をする州によって必要単位数が異なるので、一番受けやすい週を選ぶことが良いと思います。

この場合、どこの週で受験手続きをするかは、試験内容には全く関係なく、ただ、受験資格が各州によって異なるということだけなんです。どこに申請しても受験内容は同じです。

私の場合、大学は商学部をでていたこと、在学中は会計や税務の授業ばかり履修していたこと、4年生の前期まで、みっちり授業を入れていたことから運良く追加の単位取得は必要ありませんでした。ちなみに出願はニューハンプシャーにしました。 

これらを行うにはまず、①卒業した大学から成績証明書を取得する(ここでは日本語で可)、②専門学校などのカウンセリングを受けた上、足りない単位がある場合には単位を取る(専門学校、または、自分で大学院などに通って取得)③単位がとれたところで、アメリカの専門機関FACS (Foreign Academic Credentials Service, Inc) へ英文の卒業証明書および成績証明書を添えて学歴審査の手続きをとる 

③の手続きは、審査結果が届くまで約2-3ヶ月かかるので、ここまでの手続きは早めに取り掛かることをおすすめします。また、学歴審査料として200ドルかかります。これだけは、郵便局でマネーオーダーを発行し、同封します。これ以降の手続きでは基本的にはクレジットカードの支払いになります。 

道のりが長いと感じるかもしれませんが、これらの手続きを経ても1年以内に合格は可能です。お金もかかりますが、その分無駄にしたくないという思いが湧いてくるのでは?

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