AUD その3-Reporting

今日から1週間、娘は学校の研修旅行でシンガポールへお出かけです。この間にちょっと気合いれて勉強したいと思います。

この週末からAUDのまとめをやっていますが、なんとなくわからないところがあり、さきほど、解決(多分)しましたのでまとめてみます。

例題:Audit report をissue した後に、何らかの事実が判明した場合の監査人の対応について

このような問題では、監査報告書を発行したあと、告発などによって新たな事実が判明し、それが財務諸表に与える影響を考えることになります。手順から説明すると;

① 監査報告書を発行した後に、何らかの事実が判明した
② Determining that the information is reliable (その情報は正しいのか判断)
③ Determine whether there are persons relying or likely to rely on the financial statements who would attach importance to the infomation (どのユーザーがその情報を利用し重視しているのかを考慮する)

選択肢には、経営者に報告するとか、監査報告書を再発行するとか、何らかの手続きを行うとか、といったものがありますが、ここで言えることは、『すぐに監査報告書の再発行や財務諸表を restate するのではなく、その事実の存在による影響、他に実施した手続で先に表明した意見の信頼性を担保しつづけることができるかどうか』といったことを考慮することが優先されるということです。

過去問を繰り返し解くということは、こんな些細なことに気づくか気づかないかってことも含めて重要ですね。

英語の話
普段の仕事の中では、毎回英語を使います。email と電話が多いです。何気なく使っていて『あ、これ重要』って思うのは、主語を何にするかによって言葉の感じが変わるってことです。

例えば、『あなたに言われた通りやりました』と言うのと、『あの件については、その通り済みました』では、後者の方が、柔らかく聞こえると思います。ここは、『I have done it as you suggested.』よりも『It was done as you suggested.』のように『モノ』を主語に置き換え てみるのも良いと思います。また、(悪く言えば責任逃れですが)自分が全責任を負うように聞こえないためにも、モノを主語にすると会話が明るくなるように思えます。

 




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